Cosmetics

今回は化粧について書いてみようと思う
こういうことを言うと、普段から化粧バッチリの美容好きな人と思われるかもしれないが、その逆で、普段ほとんど化粧をしない(最後に一通りの化粧をしたのは、成人式のときである)
が、美容に対しての考えがないわけではなく、むしろ美容雑誌の購読歴はそれなりに長い

小学校中学年くらいまでの私は、化粧は肌が衰えてきたおばさん40代以降くらいの人がするものだと思っていた
なので、若い20代のお姉さん、どころか中学高校くらいの人たちがばっちり化粧をすると知ったときには、軽くショックを受けた 笑

そういうわけで、中高時代はもらい物の化粧品を持っていたが、基本飾っておくだけで、たまーにネイルを塗る程度だった
が、今では好んで使っている化粧品が3つある。「ネイル」「リップ」「香水」である
このうちネイルと香水は純粋な?化粧品とは少し違うと思うので、実際のところ私が普段している化粧はリップだけということになる

ネイルの色をきちんと選んで塗り始めたのは、大学生になってから
最初は自分の好きなブルーを塗っていたが、今は肌になじみ、温かみを感じられる暖色を塗っている

特にペティギュアで多いのだが、ネイルに赤を使う人の感性は以前は分からなかった
が、DiorのStarというエナメルを店頭で見たとき、そのきれいな色に一目惚れしてしまい、以来赤いネイルカラーをつけるようになった
ただこのStarは限定カラーなので、新しく補充できないのが残念…(レギュラーカラーにしてもらえないかな)

リップも同じく、自分で選んでつけるようになったのは大学以降
最初はリップだけ浮かないよう、薄めの色を選んでいたが、もとの唇の色がそれなりにあるため、はたから見るとほとんど変わらないことが判明。今では、よりはっきりとした色を使っている
また、自分ではオレンジ系が似合うと思っていたが、意外とピンク系の方がしっくりくることが分かった。顔に直接のせるものは特に、慣れないうちは人に必ず見てもらうべきだと思う

リップの種類も、最初はグロスや薄づきのものだったが、今ではより色が出やすいルージュを使っている
ルージュを見るたびに、(これでも)大人になったんだなと思う
幼少の頃から、ルージュだけは大人の女性の象徴のようで、憧れていた
だからルージュ自体を眺めるのも、ルージュを引く行為も好きである

そしてネイルやリップをするようになって、改めて身にまとう色について考えるようになった

香水、というか香りは、高校までは本当に苦手だった。グレープフルーツやレモンといった柑橘系の香り以外は受け付けられず、デパートの化粧品フロアを通れないほどだった
特にラベンダーには、今でも若干アレルギーのようなものがある
というのも小学生のとき、妹が規定量の倍以上の入浴剤をお風呂に入れてくれたおかげで、お湯が真紫になり、その強烈な色と匂いでトラウマになってしまったのである

それが、ある日香水を見てみようという気になり、今では必需品となっているのだから、人の趣味嗜好は変わるものである
基本的にはライトな種類が好みで、まだパルファム系はつけられない
ライトなものだと爽やかな香りも多いので、つけ始めのころや夏には特にいいと思う
ネイルやリップもそうだが、香水は特に外見がきれいで見栄えするものが多いので、インテリアとしても重宝する

基本好きなものは変わらず、長く使い続ける方なのだが、この3つに関しては常に新しいものを探しているし、非常に移り気である
なので、自分のアンテナに引っかかったものを全て買っていたら、お店を開けるのではないかと思う 笑

今街を歩いていると、肌がクレーターみたいになって、ボロボロの女の子が結構いる
そういう子は、間違いなく化粧のしすぎだと思う
それを化粧で隠そうとするから余計厚塗りになって、さらに肌が荒れる…という悪循環になる
化粧で可愛くなるとかモテる云々言う前に、まずはその肌をどうにかしたほうがいいんじゃないかなと、余計なお節介とは承知ながら、毎度思ってしまうのである

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