J&M Davidson

財布を買い替えた
三つ折りが案外使いづらいことに気づいて、また二つ折りに戻そうと探していたのだが、
なかなかしっくりくるものに出会えず、しばらく様子見かと思っていた矢先、
J&M Davidsonでめぼしいものを見つけた
非常にシンプルなデザインで機能的な形、そこはかとなくただよう気品に惹かれたが、
色が黒しかないということで悩んでいた

最終的に買うことにしたが、理由はふたつあって、ひとつは統一感
ベーシックカラーが中心のシンプルな服装が多いので、
せめて小物くらいはカラフルにと選んできたのだが、結果そのときの気分が出やすく、
バッグの中にいろんな色が溢れて統一感がないなと思っていた
今のバッグの中を見直してみると、必需品であるスマホが黒、キーケースがダークブラウンだったので、色味を統一してみようという気になったのだ

それからもうひとつは、デザイナーの交代
創業者であるデザイナーが引退し、今期から新デザイナーの下印象がだいぶ変わってしまうようなので、気になっていたデザイナーのものを買っておこうと思ったのだ
セリーヌのときもそうだったが、どうしてこう気になった矢先に変わってしまうのだろう…
でもまあそれが、高度資本主義なのだろう

今回財布を選ぶにあたって実感したのは、三つ折り財布・ミニ財布のシェアの高さ
レディースでは長財布かミニで二極化していて、二つ折りが見事に駆逐されていたので驚いた
ミニバッグのブームに加え、キャッシュレス社会が進行しているとはいえ、ちと極端じゃないか?と思ったが、同時に今後財布を買う機会があるかは分からないな、とも思った
すでに現金を使わない生活の人もいるようだが、個人的には通信障害や自然災害時に備えて現金はある程度持っておいたほうがいいという考えなので、ノーキャッシュにする気にはならない
が、これから比率が減っていくのは目に見えているので、臨機応変に対応していこうと思う

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