My favorite black 2:J&M Davidson Wallet

以前の記事でも書いたが(J&M Davidson)、昨年からJ&M Dadivsonの財布を使っている
シンプルな二つ折りで、同ブランドを代表するスタッズやプリントなどの装飾はついていない
最初はイエローを希望していたが、シーズン終わりで売り切れていたため、定番色の黒かシルバーしか残っていなかった

今まで財布はそのときの気分でカラーを選んでいたので、買ってしばらくは気分が上がるのだが、その色の気分でなくなるとすぐ飽きてしまって、短いスパンで買い替える状態が続いていた
それはひょっとして色のせいではないのかと遅まきながら自覚し、だったら「飽きにくい」「定番色」と言われる黒にしてみるのもいいんじゃないかと思い、そう思った途端一気に黒が魅力的に見え購入することに

結果今のところ全く飽きることもなく、日々その美しさを堪能しながら使えているが、欠点が2つある

①フラップがついていたり、ラウンドジップではないため、カバンの中で何かが当たるとすぐカード部分が開いてしまう
②内側も黒であるため、暗い部分では小銭が判別しづらい

今までなら使いにくい理由があれば即買い替えていたが、この財布に関してはその欠点を補って余りあるほど気に入っているので、自分が気に入ったものを使うというのはときに不便さをも凌駕するものなのだと実感している

不便さをも愛するといえば、時計もそれに当てはまる
私が愛用している機械式時計はすべてアンティークなのだが、耐磁性・防水性・正確性・駆動時間など、機能面で現行品より遥かに劣る
でも、その機能面を補って余りあるほど物として、時計としての魅力・価値を秘めているので、日々愛用している

美しいものに囲まれて暮らすことは、日々の生活、ひいては自分の人生を豊かにする
もちろん特に頻繁に使うものには機能性が重要だが、それと同じくらい、美しさというものも大切にしている
どちらか片方だけでは満足できない、どちらも譲れない指標だ

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