2022年総括〜環境編〜

2022年最後の記事は、昨日のベストバイ編に続き、経験やニュースなど「環境」編をお届けしようと思う
ベストバイでは2つの項目で3つずつランキングを紹介したが、環境編では絞りきれず4つずつリストアップした

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◯良い経験をしたで賞
この項目では、個人が経験した私的な出来ごとにフォーカス

4. ポケットモンスター ソウルシルバー

この年齢でこれほどハマるとは思わず、自分でもびっくりなゲームがまさかのランクイン
昨年末ゲームの話になったとき、かつての銀がリメイクされていると知り、それならやってみたいと言ったところダンナが持っていることが判明したので、実家に行った際持ってきてもらった

最初はほどほどにしようと思っていたが、いざやり始めたら懐かしさと面白さでのめり込んでしまい、気づいたらカントーのジムリーダーまでクリアしていた

ストーリーとしては四天王への再チャレンジと、レッドとの対戦が残っているのだが、いったん満足したので、そこからしばらく手をつけていない
ただちゃんと終わらせたいとは思っているので、余裕があったらこの正月休みに手をつけたい

3. 転職

今年、何度目かもはや数えるのも面倒な回数目の転職をした
昨年諸事情で次の行先が決まる前に離職したのだが、そこから次が決まるまでが予想外にかかってしまい、いわゆる無職の状態が長く続いてしまった

その間辛かったことといえば、だんだん減ってゆく預金残高にヒヤヒヤするのと、こちらは働く意欲があるのにどこにも迎え入れてもらえず、必要とされていないという事実と向き合わねばならないことだった
今まで転職はすんなり決まるケースばかりだったので、転職をナメていたと言われれば返す言葉もない

もうこれで見つからなかったら、しばらくはパートかはたまた扶養に入らせてもらうか、目が出ない投資を細々とやるか、と諦め一歩手前まで行きかけたところで、運良く良い企業とご縁があり、再びフルタイムで働くこととなった

この収入が激減する経験をきっかけに、今年自分の支出を否応なく見直すこととなったのだが、今となってはそれがとても良い経験になったなと思っている
今までお金に対してはどこか刹那的なところがあり、いつ死ぬとも分からないのだから、明日死んでも後悔ないようにしようと考えのもと、どちらかというとその時々で思い切って使ってきた方だと思う

ただ今回、お金を使うことはとても大事だが、何にどれくらい使い、どれくらい預金や投資に回して、文字通り「いつ死んでもいい」よう、一生涯健全なお金の使い方をできるようにする必要があることを、遅ればせながら身を持って実感した1年となった

2. カード類見直し

先ほどの経験から支出以外に大きく見直したものが2つあり、そのうちの1つが支払い方法
今までは大きな出費や、カードを利用することで明確に安くなる場合以外は現金が基本だったが、メインの決済方法をカードにして、カードが使えない場合や飲み会での割り勘時のみ現金を使うように切り替えた
そうすることで、月々いくら位使っているか把握しやすくなったし、支払いのたびに現金に触れなくなったことで、衛生面でも寄与していると思う

またカード自体も大幅に見直した
今まではこれもお粗末な話だが、メインで使うカードがメリットの薄いもので、最初に作ったカードだからという理由で持ち続けていた
今回それを改め、自分の今のライフスタイルにあったもので、かつこれからカードでの「クレジット」を貯めるためにどういう使い方をすればいいのか考えた結果、不要なカードを全て解約し、メインのカードをゴールドカードに変更&サブとして1枚残すスタイルに

これからはものの見直しを定期的にするように、お金回りの見直しも定期的に、少なくとも半年に1回は見直すことを、今ここに宣言しておく

1. 保険・投資

今年大きく見直したもののもう1つが、お金の運用
これは内訳が2つあり、1つが保険で、もう1つが投資だ

保険に関しては、実は今まで全く入っていなかったのだが、昨年結婚式が終わったタイミングで今後の人生に必要な次のアクションを考えたとき、2人にとってより良い人生にするにはマネープランが大切だよね、という結論に至った

折よくファイナンシャルプランナーの紹介があり、昨年末から今年にかけて何度かマネープランについて相談し、人生で初めて自分の意思で保険に入った
といってもメインのものは保険という名の外貨投資なのだが、今まで話したことはあっても実際に自分が運用するまでには至らなかった
これももっと早く始めていれば…と思ったが、必要だと思ったまさに今のタイミングで始めた方が、納得感も大きかったし良かったのでは、と思うようにしている

そして投資に関しては、これも外貨投資を個人で始めた
まだ全然結果は出ていないが、スキル習得までには時間がかかるので、少しずつ上達していければと思う

◯忘れられない出来ごとで賞
この項目では、世界的な出来ごとにフォーカス

4. エリザベス女王崩御

英国の顔として、英国君主として史上最長の在位を誇ったエリザベス女王
今年在位70周年を祝う初のプラチナジュビリーが祝われたばかりだったが、その数ヶ月後に訃報が世界を駆け巡った

私は英国民でも、英国にゆかりがあるわけでも何でもないが、一時期現地に留学したものとして、また同じ王室/皇室をいただく国のものとして、一国を象徴する君主の崩御には思うところがある

3. 物価上昇・円安

ウクライナ情勢による物流混乱と、世界的な需要増加に原材料の高騰で、今までの人生で記憶にないほど物価が上昇している
この現象が絶望的なのは、今の情勢が落ち着いても物価が下がる見通しがなく、今後生活のコストが全般的に、継続的に押し上げられていくことである

そこに加え日本では円安が直撃した結果、物の値段が1割2割上昇ではなく、2倍3倍という信じ難い値上げ幅を記録している

賃金の上昇が見込めず、生活コストが上がるばかりではジリ貧待ったなしなので、支出を見直すばかりでなく、必然的に稼ぎを増やし続けるしかない

コロナに始まり、この2〜3年で生活が激変しているので、毎日のうのうと暮らしていた幸せな世界にはもう戻れないのだろうが、
逆に言うと戻る必要はなく、見直すべきところは見直し、危機を機に生活スタイルを抜本から変えていける良いチャンスだと捉えたい

2. ロシアのウクライナ侵攻

21世紀にあって、まさか侵略戦争が勃発するとは、この世界の大半の人たちが信じて疑わなかったに違いない

ウクライナ近辺のことは正直疎かったのだが、今回の侵略を機に世界史や近代史など、関連の書籍を読んで多少なりとも知見を深めたりした

当事者としては諸般の事情があるかもしれないが、謂れのない戦争で罪なき命が奪われるのはとても肯定できることではない

今回の侵略戦争がいつ他に飛び火して世界大戦に発展するかも知れず、決して他人事ではない
また日本も近隣諸国との火種をいくつも抱えている国であり、特に台湾で何かあった際は明日は我が身と思わねばならない、非常に緊迫した状態が続いている

1. 安倍元首相暗殺事件

まさに混沌とした2022年という年を象徴する出来事だった

最初速報を目にした時は「奈良で銃撃事件発生」とだけ記載されていたので、銃撃とはおっかないくらいでそれ以上気に留めなかったが、その後撃たれたのが安倍元首相と知って凍り付いた

それからは他のことが手につかなくなり、とにかく無事を祈ることしかできなかったが、その日のうちに訃報をニュースで知ることとなった

どうしてという深い悲しみと、犯人に対する激しい怒りとでしばらくはずっと泣き伏せていたが、それが少し収まる頃には、自分の中ではっきりとした違和感がいくつか浮かんでいた

1つ目は、警備体制の緩さ
現職ではないものの、元首相経験者であり、また一部の執拗なアンチも多いことから、最重要警備対象として厳重な管理体制が敷かれてもいいはずだが、
現場の映像を見ると背後はスカスカで、銃声がなった時の周りの反応もスローモーションを見てるのかと思うほど鈍い

日本は極めて治安が良く、基本的には性善説で生活が成り立つ国だ
加えて銃を持つことが難しいこの国では、銃撃事件など極めて稀であり、起こるわけがなかろうと言う怠慢な姿勢が、警護側に充満していて、そのことに恐怖を覚えた

2つ目は、今回の銃撃事件の真の狙撃手
今回の犯人とされる山上容疑者が犯行に及んだ瞬間とされる映像と、奈良県立医科大学で行われた当日の記者会見で、担当の医師が語った銃痕が、どう考えても一致しないのだ
最初は自分の理解力が乏しいからかと思ったが、何度反芻してみても、山上容疑者のあの狙撃位置からだと、安倍元首相の身体にあった銃痕をつけることは絶対にできない

つまり安倍元首相を打った真犯人は別にいて、山上はフェイクとして囮役を担った、という解釈が筋が通っている
となると真の狙撃手がどんな目的で撃ったのか、背後関係は何なのかを詳らかにする必要がある
非常に困難を極めることが予想されるが、それでも国力を上げてこの事実に向き合い、真実を明らかにする必要がある

そして3つ目は、今回の銃撃事件の矛先が犯人に向くのではなく、今回の犯行動機とされる「旧統一教会」に向いていること
責められるべきは殺人を犯した張本人で、事故ならいざ知らず、明確に殺意を持って犯行に及んだ犯人に対して同情の余地はないはずだが、なぜか今回は同情がまかり通っている
これは主要メディアの偏向報道が大きく、犯人を擁護するメディアは殺人を正当化することと同義だと思うが、どうも報道の中の人たちにはそういった考えがないらしい

また犯人を擁護するデモが連発したり、犯人にスポットを当てた映画が作成されるなど、考えられない事態が展開されていて、その歪さにこの世の終わりを感じた
極めつけは街頭抗議で、「アベは殺されて当然です!!」と豪語している人たちを目にしたこと
たとえ政治信条が違えど、気に入らないことがあれども、死者を悼み、弔うのが人の心というものだと信じで疑わなかったが、どうやら人の皮を被った人でなしが現実世界にはいるということを、今年は知ることとなった

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2022年は、文字通り「歴史に残る年」だった
あまりにも衝撃的な出来事が多く、これは本当にいま現実に起こったことなのか?と俄には信じられなかったことばかり

そんな1年を振り返るのは正直辛く、書くのをやめようかとも思ったが、それでは無かった事にするのと同じで嫌だったので、無理にでも筆を取ってまとめた

来年以降はどうか平和で穏やかな年であってほしいと、願わずにはいられない

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