ポケットモンスター 2. ゲーム

ポケットモンスター、縮めてポケモン

今や世界的知名度と人気を誇る同作品の原点となるのが、ゲームソフト
ポケモン世代として今までいくつかのソフトに親しんできたので、プレイした順にまとめていこうと思う

◯。◯。◯。◯。◯。◯。◯。◯。◯。◯。

*リアルタイム時

1.ピカチュウ(1998)
初めて触れたこのソフトに関して、一言で言うなら「挫折」
買ってもらったのがいつか定かではない(自分からねだったかも覚えてない)が、発売直後なら幼稚園のときなので、(自己弁護ではないが)その年頃の子には難しい内容だったと思う
普段からよくゲームをする子や、知見のある子なら問題なく遊べたのかもしれないが、当時の私は全くデジタルのゲームというものをやったことがなかったので、まずゲームの遊び方が分かっていなかったのだ
さらに悲しいことに、周りに遊んでいる子がいなかったため、ポケモンセンターの使い方を聞くことができず、なんとトキワの森で挫折することに

そんな状態なので、お世辞にも「プレイした」と言えるレベルではなく、人に聞かれたときは「触ったことがある」と言うのに留めている
ちなみにピカチュウ版では、最初にもらう予定だったイーブイをライバルに横取りされるのだが、直後の対戦でイーブイを見て「こっちの方がかわいい!」と思ったことがイーブイを好きになるきっかけだったと、先日ふと思い出した(ごめんなピカチュウ)

2.銀(1999)
遊んだゲームの中で最も思い入れのあるソフトだが、一言で言うなら「不完全燃焼」
これは確かサンタさんにおねだりした気がするので、発売年の12月に手に入れた…はず
わずか1年しか経っていないが、小学校に入学したことでいくらか成長し、ゲーム偏差値も若干上がっていたので、前作とは異なり人並みに楽しむことができた

だがまたしてもこの年頃の子には難しい内容が立ちはだかる
「こおりのぬけみち」だ
氷の上を滑って進むあのダンジョンが抜けられず、その先のフスベシティやカントー地方に行くことができなかったのだ
何度トライしてもダメだったので、仕方なくこおりのぬけみちまで何度かやり直したが、不完全燃焼を脱することはできなかった
これに関しても聞けばよかったのでは?と突っ込みが入りそうだが、確か周りでも突破できた人が少なかったのと、家の外でゲームをするという選択肢がなかったからである

ちなみに好きなポケモンTOP3はスイクン・ルギア・イーブイで、イーブイ以外のスイクン・ルギアがこの世代であることからも、このソフトへの思い入れが分かっていただけると思う

3−1.サファイア(2002)
自分の誕生石を冠したこのソフトを、一言で言うなら「クリア」
前2作の苦い経験を経て、初めて殿堂入りまでクリアしたが、残念ながら遊んだ中では1番思い入れがないソフトでもある
ポケモンをはじめ音楽や世界観等、前作の銀とは異なりどれもしっくりこず、最後まで違和感を覚えながらプレイしていた
そんな中でも印象的だったのは、グラフィックの大幅な向上・主人公の性別選択・水の中に潜れるダイビングで、思い入れがあるポケモンはカイオーガ

*昨年から

4.ソウルシルバー(2009)
リメイク作品中最も評価が高いこのソフトを、一言で言うなら「集大成」
一昨年の年末にポケモンの話題になった際オススメされ、思い入れのある銀のリメイクであることと、ダンナが貸してくれるということで、ならばやってみようと手に取った
超絶久しぶりのポケモンだからか、クオリティの高さゆえか、これが想像以上に面白く、20年ものブランクを一瞬で埋めるほどポケモンにハマってしまった

件のこおりのぬけみちは、銀より難易度が下がったことに加え、ロジカルシンキングも当時より格段に上がっている(はずな)ので、積年の思いを1時間もかからず晴らすことができた
それだけでも大収穫なのだが、ピカチュウ版で体験できなかったカントー地方を存分に楽しめる内容に、終始興奮しっぱなしだった

またクリスタル同様のスイクン捕獲イベントには、胸が躍った
銀ではエンテイ・ライコウの遭遇率はままあったものの、スイクンだけ異様に低く、捕まえられた記憶もない
その後発売されたクリスタルが、こおりのぬけみちの難易度が下がった&スイクンを絶対に捕まえられる仕様になっているというウワサを聞き、欲しくて仕方なかったものの、買ってもらえなかった…という悲しい思い出があるため、シンボルエンカウントで会える展開は願ってもないものだった

そしてライバルとのダブルバトルという展開も、胸熱だった
銀のときから、あんなに態度が悪く可愛げがない(序盤からポケモンを盗んでるし)のになぜか気になっていたのだが、彼が旅を通じて成長していく姿や、(直接見れたわけではないが)セレビィイベントでの背景を知って、腑に落ちたのだった

このシリーズで愛着が湧いたのが、カイリュー・バンギラス・サンダース・初代の伝説ポケモン
バンギラス以外はすべて初代のポケモンだが、どれもピカチュウ版では出会うことすらできなかったので、育てるどころか捕まえること自体が初めて
イーブイは当時エーフィへ進化させたかったのだが、なぜか毎回ブラッキーへ進化していた(朝に進化させてもブラッキーになった記憶…)ため、今回はぜっったいブラッキー以外にしようと決めていた
どの子も可愛くて悩んだが、手持ちに電気タイプがいなかったのでサンダースを選択、結果素晴らしい活躍をしてくれたため、ブイズの中でダントツ愛着が湧く子となった

それから旅パ以外をじっくり育てたのも今回が初めてで、図鑑を埋めたり、バトルに有利なタイプで挑めたりと、当時とは異なる楽しみ方ができて幅が広かった
当時はタイプ相性を理解してはいたものの、気に入ったポケモンしか捕まえたくなく、不利な相手にはレベル差の火力で押し切っていた
そのためタイプ相性を基軸にすると、こんなに楽に進めるのか…と今更ながら実感したのだった

とにかく全体のボリュームがすごく、これに慣れると他は物足りなく感じるのが玉に瑕

3−2.サファイア(2002)
プレイした3つのシリーズ中1番思い入れがないとは書いたが、リアルタイム時と全く同じものを改めて遊びなおした唯一のソフトでもある
前2作はリアルタイム時でも大人になってからも、時間を置いて再度触れることはなかったので、自分の成長を確実に実感できた貴重な体験

今回愛着が湧いたポケモンとしては、ボーマンダとメタグロス
これもまた当時は旅パ以外を育てておらず、ダンバルこそ入手はしていたものの、タツベイは捕まえたことすらなかった
当時は四天王が繰り出すのを対面で見ていただけのポケモンが、自分の手持ちとして後ろから見られるようになった感動は大きい

5.リーフグリーン(2004)
つい最近まで遊んでいたこのソフトを、一言で言うなら「原点」
原点を知らずしてポケモンは語れまい!と、最初のピカチュウ挫折から苦節?20年以上、ようやくご対面を果たした
先日2回目の殿堂入りまでクリアしたことで、1年半ほど続いていたポケモン熱は一旦落ち着いている

初代がピカチュウだった私としては、最初のポケモンを御三家から選べることにまず感動
そんな記念すべき初回にリザードンを選んだが、理由としては、

・動画で見たリーフグリーン版の後ろ姿に一目惚れした
・ソウルシルバーでカメックスを選んでおり、それ以外が良かった
・アニメの影響でリザードンの印象が強かった

…等でちゃんと愛着もあったが、実は1番の理由が「最初にヒトカゲを選ぶと、NWマシン完成後にスイクンが出てくる」から 笑
スイクンのためならミナキよろしくどこへでも行くのです

ちなみに2回殿堂入りをするストーリーでは、布陣を都度入れ替えて臨むのがマイスタイル
ソウルシルバーでは3回の殿堂入りまで一部ずつ変えていったが、リーフグリーンでは初回の殿堂入り後全ての手持ちポケモンを変えたので、2回目の挑戦までに時間がかかったが、どちらもすべてお気に入りのメンバーなので満足

◯。◯。◯。◯。◯。◯。◯。◯。◯。◯。

上記以外に一応ポケモンスナップも遊んだことはあるが、系統が異なる上にあまり思い入れがないので、今回は割愛
最近、Nintendo Switch Online+追加パックへの加入で、ゲームボーイアドバンスのソフトで遊ぶことができると教えてもらったので、ポケモンが対応した際にはSwitchデビューをしようかと考えている
その際は、ぜひピカチュウとクリスタルをやりたい(銀じゃないんかい!と言うツッコミはなし)

コメント