10 essential things in my life

以前British GQで英国俳優たちが「10 essentials」を紹介しているのを見て、はて自分にとって大切なものはなんだろうと考えたので、まとめてみる
なお番号を振っているが、あくまでカウントで順位づけではないため悪しからず

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1. ファッション

このブログで最も投稿数が多いであろうカテゴリーが「装い」についてであることからもお分かりの通り、ファッションは私にとって大切なものだ
幼いころから人並みに考えてきたと思うし、常に関心を持っているトピックであるものの、普段ファッションについて発信する機会がほとんどないため、ここで思いの丈を綴っている
身に付けるものの中で特に好きなのが、時計・ジュエリー・アウターだ

時計は昔から大人の象徴という印象があり、金銭的な余裕ができてから真っ先に手に入れた高額品でもある
これ見よがしなジュエリーウォッチや、マニアが蘊蓄を語るような複雑機構には興味がなく、確かな技術・審美眼の元に作られた、面白いストーリーのある上質な時計を好んでいる
となると必然的にアンティークが多いが、唯一の難点は耐水・耐磁性能が劣ること
耐水はともかく、デジタルデバイスに囲まれた現代においてはかなり気を使わないとすぐ磁気帯びするので、PCを使う仕事中は常に外している

ジュエリーは家族から本物のジュエリーを譲り受けたことがきっかけで、日常的に楽しむようになった
母や祖母が愛用していたゴールドのジュエリーを身に付けたとき、大人として認められた嬉しさと、上質なジュエリー特有の輝き・美しさに高揚したことを覚えている
今はシルバー特有のクールな質感にハマっており、大ぶりでモダンかつ彫刻的なデザインを選んでいる

服に関して、ファッションとして好きなのは夏だが、アイテムとしてはアウターが好きで、中でもヘビロテしているのがレザージャケットである
今の手持ちは2枚で、ブラックのダブルとブラウンのノーボタンがある
また1番大切なアウターはと聞かれたら、オーラリーのコートをあげる
ライトブルーのグラデーションで染められた1枚は、服というより着るアートのような美しさで、これを着ているととても人目を惹く(BALMACAAN COAT

2. お酒

親が食事にお酒を合わせるのが当たり前だったこともあり、お酒が飲める年齢になってから、日常的にお酒・お酒のある場を楽しんできた
今までのお酒遍歴は、日本酒→ワイン→ビール→ウィスキーという感じで、普段はこれらにカクテルやベルモットを飲むくらい

日本酒に関しては、大学のチェスサークルのメンバーが行きつけにしていたお店がいい日本酒を揃えているところだったので、そこでたくさんいい日本酒・料理を楽しませてもらった
コロナ禍で閉店してしまったのが、とても残念である

ワインは親が好きだったこともあり、特に思い出が多いお酒だ
春はロゼ、夏は白やヴィーニョヴェルデ、秋はオレンジ、冬は赤、そしてお祝いにはスパークリング…と季節感やイベント感を楽しめるのもいい

ビールは実は学生のころ飲めず、社会人になって楽しめるようになった
「苦味はストレスがかかるとうまく感じるようになる」と聞いたことがあるが、まさに身をもって証明した形だ 笑

ウィスキーは紅茶に入れて楽しんでいたが、そのものを楽しむようになったのは20代後半に入ってから
最初はブレンテッドを飲んでいたが、シングルモルトに憧れがあったので試してみたら、意外とイケることに気づき、今では日常的に1番嗜むお酒となっている

3. 音楽

音楽を楽しむきっかけとなったのは、小学生当時流行っていたモーニング娘。
そこからコナンのサントラを機にガーネットクロウを聞くようになり、自分でCDを買うように
大学以降聴いている音楽のジャンルはあまり変わっておらず、ジャズ・ボサノバ・ポップスがメインだ

ジャズは初めて好きになったのがグレンミラーなので、スウィングジャズが自分のベース
TVのない我が家では食事や作業時のBGMにしているが、最近より良い音で楽しみたいなと思っているので、レコードの導入を検討している
またコロナ禍を機にライブは行かなくなってしまったが、先日観た映画「BLUE GIANT」がとても良かったので、久しぶりにライブを楽しみたいと思っている

ボサノバは晴れた休日のお昼時にかけると、この上ない幸せを感じる
唯一10年以上聴いているラジオが、滝川クリステルさん司会のJ-WAVE「SAUDE! SAUDADE…」なのだが、いつもタイムリーには聞かず、前週の放送を翌週末のお昼時に流している

ポップスはいわゆる洋楽かJ-POPで、60's〜現代までと幅広い年代をその時の気分で聴いているが、親の影響やもともとの好みもあって、古めの年代を聞くことが多い
というか最近の曲はよっぽどアンテナに刺さらない限りあまり聞かず、年末の紅白で知ることがほとんどだ

4. インテリア

結婚を機に2人暮らしをするようになってから、インテリアの面白さに目覚めている
1人暮らしのときは備え付けのものが多かったのと、あまり長く暮らす予定ではなかったため、小物以外を買うことはなく、実家の時はすでにあるものをいかにうまく使うかが大事だったので、自分で新たに購入することはほぼなかった

そのため結婚して自分たちの空間を持つことで、ようやく好みのインテリアを実現する機会を得たが、いくらインテリア雑誌で知識を得ていても、実際の住まいをおしゃれかつ快適にするにはかなり試行錯誤した
インテリアは一度決めたら終わりではなく、常に変化させていくものだし、状況によって必要なものは変わるので、時間がかかることは気にしていないが、いま当初の写真を見るとデッドスペースが多く、空間の使い方が下手だなと感じる

普段は収納方法の見直しや小物の配置換えが大半だが、先日新たに本棚を導入したことで、収納問題の大半が解決し、ようやくほぼ納得のいくインテリアになったのでとても満足している

5. 本

先の本棚導入の際に改めて家中の本を並べてみたら、思ったよりずいぶん多くの本を持っていることに気づいた
普段読む本は、大きく分けると活字本とビジュアル本に二分される

活字本に関しては、新書・小説・エッセイ・実用書が多く、専門書やノンフィクションはあまり読まない
実家にもかなりの冊数を置かせてもらっているため、電子化した方が良いのだろうが、他はよくても本だけは紙の方がいい

ビジュアル本は雑誌・写真集で、漫画はほとんど読まない
ビジュアル本こそ紙であることに意味があり、旬が短いファッション雑誌以外は手元に置いて定期的に見返すため、溜まっていく一方である
本当はもっと色んなところにディスプレイして視界に入るようにしたいのだが、スペースに限りがあるのでそれは次の引っ越し先でのお楽しみということで

6. アニメ

アニメは大人になっても定期的に見ているが、実は接している作品の幅は狭く、数も少ない方だと思う
子供向けのヒーローものとか、可愛いキャラクターが出てくるものは昔から興味がなく、泥棒やスナイパーのような、いわゆる裏家業の主人公が活躍するアニメに惹かれる

中でもシティーハンターの大ファンなのだが、実は大人になるまでその存在を知らなかった
こんな偏った好みにも関わらず、また同じ原作者のキャッツアイが好きだったにも関わらず、なぜシティーハンターと出会わなかったのかは不明だが、逆に大人になって出会ったからこそ、これだけ大きく響いたのだろうと思うようにしている
シティーハンターといえば、今年アマゾンプライムで公開されたルパン×キャッツアイのコラボストーリーの序盤に2回ほど登場していたが、秋にも映画の公開があるようなので楽しみに待ちたい

そしてここ1年ほどでまた見るようになったアニメにポケモンがあるが、以前記事にしているのでここでは割愛する(ポケットモンスター 1.アニメ

7. カメラ

今まで写真はスマホやコンデジで撮っていたが、スマホの画質が向上するにつれコンデジの出番がなくなり、たまのイベントで妹の一眼を借りて撮影するくらいになっていた
ただ良いものに接すると欲しくなるのが人の性というもので、年々自分用のカメラ欲が増していた

そんな折、結婚祝いにNikon Z50をもらったことで、今まで以上に写真を撮ることが楽しくなり、立派な趣味のひとつとなった
実は実家にNikon F3もあるのだが、きちんと扱えていないので、フィルムカメラも練習していきたいと思っている

8. 旅

旅は物理的・長距離のものもそうだが、心理的・近場のものも含め全て「たび」のカテゴリーに入っている
日常的に散歩をよくするが、ふとした瞬間知らない通りに入り、知らなかったお店や新たな街の一面を見つけたりする瞬間が楽しく、そういう時にこれも「たび」の一種だなと思っている

とはいえコロナ禍で長距離の旅がなかなかできず、特に海外にはもう3年も行っていないので、今年ことは新婚旅行も兼ねて絶対海外へ行きたいと思っている

9. 花

幼いころから家にはいつも花があり、また高校時代華道部だったこともあって、花は日常生活に欠かせない
結婚してからは花瓶に拘るようになったこともあり、ますます花のある生活を楽しめているが、最近新たに観葉植物が仲間入りした
職場の方からいただいたのがキッカケで、ミントとカネノナルキを育てているが、花とはまた違った感覚で日々接している

虫が大の苦手なので今はベランダで育てているが、いつかもっと大きなグリーンを部屋の中で育ててみたいなぁ…と、ちょっと矛盾した考えを持っている

10. 家族

これは言わずもがな感があり、特に改めて語ることではないが、やっぱり入れることに
家族といえば、最近ではやはり結婚式がある
もともと消極的だったが、家族からの花嫁姿が見たいという希望を受け決行、今となっては心の底からやって良かったと思っている
結婚は本人たちだけのことではなく、家同士・家族同士の繋がりになるので、あまり自分たちだけ良ければいいという発想にはならない

そして将来的には子どもも考えているので、授かることがあったら、その時は次の世代に繋いでいけたらなと思う

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かなり長くなってしまったが、このテーマは今の自分を見つめ直すとても良いきっかけになった

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