長かったベストバイ編もいよいよ最後、Part3ではその他編を紹介する
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*本
28. Raymond Chandler 高い窓、水底の女、リトル・シスター
タイトルだけではピンとこない人もいるだろうが、これらの主人公であるフィリップ・マーロウを知らない人はいないのではないだろうか
言わずと知れたハードボイルドを代表する人物で、数々の名言とともに今でも世界中で愛されているタフガイ
何年か前に「大いなる眠り」「さよなら愛しい人」「ロンググッドバイ」「プレイバック」を読んでいたが、上記3作の未読が気がかりだったので、ようやく全ての長編を読むことができた
邦題からお分かりの人もいるだろうが、すべて村上春樹さんの訳で、同氏が訳された作中の名言を集めた「フィリップマーロウの教える生き方」も読破
さらにこの後ダシール・ハメットの「マルタの鷹」も読んだことで、ハードボイルドシリーズは自分の中で一旦落ち着いている
29. Ronan Bouroullec Day after day
30. Bea Mombaers Items&Interiors
31. 瀧本幹也 Lumiere, Priere
上記3冊は、いわゆるビジュアルブック
ロナン・ブルレックは名前は知らずとも、現代人なら作品を1度は目にしたことがあるのでは、というくらい大人気のアーティスト
シンプルながら印象残る筆致と色使いで、ただの抽象画に留まらないインパクトがあるので、いつかは我が家にも迎え入れられたらと思う
ベア・モンバースは、あるYouTuberさんの動画で見かけて気になった一作
ベルギーを拠点に活動されているインテリアデザイナー兼スタイリストで、ミニマルでありながら詩情豊かなインテリアはとても感性を刺激される
滝本幹也さんは雑誌で見た作品に衝撃を受け、勢いで写真集を購入
当初は京都の寺院を写したプリエールのみ購入予定だったが、せっかくなら気になった世界観を丸ごと堪能したいという思いと、2冊セットで置いた方がインテリア的に美しく、セット特典のご朱印帳も気になる…という思惑が重なり 笑、2冊買い求めることに
ライカで撮られた写真はボケ感がとても美しく、いったいどうしたらこんな人の心を動かせる写真が撮れるのか…と終始感動のため息をついてしまう
*アート
32. 東山魁夷 緑潤う
山種美術館で開催されていた「東山魁夷と日本の夏」展に行った際、連作・京洛四季の緑潤うに心奪われ、ショップでポスターを買い求めた
東山魁夷は唯一好きな日本画家で、独特な色彩とタッチは一度見たら忘れられず、どんな空間にも心情にも寄り添ってくれるまさに巨匠
実家に飾ってあった絵をいいなと思っていたので、いつか自分でもアートを手に入れたい、という思いが日々頑張るモチベーションの1つになっている
33. Mark Rothko Orange and Tan, 1954
お世話になったクライアントのオフィスに飾られていたことがキッカケで、興味を抱いたマーク・ロスコ
調べるうちに千葉のDIC川村記念美術館にロスコ・ルームなるものがあることを知り、訪れてからはますますファンに(同美術館は3月いっぱいで休館するため再訪予定)
そんな折、ダイニングのぽっかり空いた壁にオレンジ色の絵を飾りたいと思い調べたところ、計ったようにマークロスコのアートでピッタリなものを発見!
ダイニングの壁には氏が望んだように他作家の作品は置かず、このアートとIKEAのウォールランプのみを飾っている
*文房具
34. TAG STATIONERY ガラスペン 中字・硬質ガラス(クリア)、細字・硬質ガラス(グレー)
伊東屋で一目惚れした1本を機に、久しぶりにガラスペン熱が再熱
ガラスペンは2本持っているものの、デザイン・書き心地の両方でしっくりくるものがなく、長らく3本目を探していた
タグステーショナリーのガラスペンは、シンプルなデザインにくびれたボディで持ちやすく、柄が短いので日常使いしやすい
これ以上ないほど滑らかな書き心地は、ガラスペン特有のガリガリした触感がないので、ある意味ぽさを味わうには不向きかもしれない
始めに中字を購入し、あまりにも気に入ったので細字を追加
太さに関わらずデザインが一緒なので、色を変えることで間違え防止になる上、異なるカラーを楽しめている
35. Jacques Herbin L'encre 350 Atlantide
京の音 瑠璃、小豆
京彩 伏見の朱塗、蹴上の桜襲
ガラスペンと合わせ、インクもいくつか新調
これまた伊東屋で一目惚れしたジャックエルバンのインクは、深い緑に金銀のラメが入っており、控えめながらも輝きを放つエレガントなカラー
ジャックエルバンは初耳だったが、インクで有名なエルバンが2017年にローンチしたラグジュアリーラインとのことで、パッケージからカラーまで特別感があり、インクボトルも飾っておきたくなる美しさ
京の音・京彩シリーズは日本伝統の和色を再現したシリーズで、和色に興味が出てきた自分にとって打ってつけのラインナップである
36. ポケットモンスター 金銀25周年記念グッズ
このブログでも何度か言及したポケモンで、1番思い入れのあるソフト・金銀の発売25周年を記念して展開されたグッズから、モーモーミルク修正テープとミルクチョコを購入
修正テープはモーモーミルクそのままのデザインで買わない理由がなかったが、鳥肌ものだったのはミルクチョコ
パッケージの両面が金銀ソフトの絵柄そのものなのに加え、個包装のパッケージにはゲーム中の名場面が描かれているので、金銀世代には刺さるポイントしかなく、当時を思い出して涙が出そうになった
ポケモンのグッズは初めてなのだが、お世話になったソフトに少しでも恩返しができたらと言う気持ちで買わせていただいた
Happy 25th anniversary to Pokemon Gold & Silver!!
It's the best game ever for me xxx
37. にっぽんのいろ日めくりカレンダー
ここ何年か気になっていた日めくりカレンダーで、日本の色をテーマにしたこれに出会い購入
インクの項でも触れたが、最近和色への興味が高まっていたので、毎日1つずつ新しい和色を楽しめるこれは願ってもないデザイン
これを迎えてホクホクしていたら、近所の酒屋さんからいただいたカレンダーもなんと日めくりだったので、毎日2つのカレンダーをめくって楽しんでいる
38. ほぼ日手帳 HON A5(スパイファミリー)
なんだかんだ続けているほぼ日手帳から、今年はスパイファミリーの柄をセレクト
当初はカバーを検討していたが、すでにあるカバーがまだ使えそうなのと、表紙が思ったより厚みがありしっかりしていたことから、手帳本体を購入することに
中身は従来のものと変わらないので、飽きずに楽しめそうなところがよく、一緒に購入した下敷きテンプレートと合わせて使っていく予定
39. PRINTWORKS ドミノ
最近よくこのブログに登場するYouTuberさんがパズルを飾られていて気になり、ブランドを調べた結果手持ちにないドミノを買うことに
パッケージ含め青一色で統一されたデザインはインテリアとして置いておきたくなるほど美しく、今のところ眺めているだけだが、ドミノ倒し以外にも幾つか遊び方があるようなので今度試したい
*美容
40. JO MALONE コロンインテンス サイプレス&グレープバイン
久しぶりのジョーマローンから、初のインテンスシリーズをお迎え
ウッディ系の香りで手持ちのバイレードより軽く、日中に纏いやすいものを探していて出会った
第1印象はメンズコスメの香りなのだが、それもそのはず、これはユニセックスというかどちらかというと男性向けで、イメージキャラクターに英国俳優のトム・ハーディ氏が起用されているほどマスキュリンな印象
それでいて艶っぽい奥行きを感じる香りなので、性別問わずつけている人を見たら思わず目で追ってしまいそうなほど魅力的
自分はとてもそんな域には達していないけど、これを身に纏える素敵な大人でありたい…!という決意のもとお迎えした
今はこの香水をメインに、夜や冬には引き続きバイレードのセリアを愛用しているが、夏用にさらに軽めの香りも足したいので、ドリスヴァンノッテンのミスティックモスを狙っている
41. DR.WU HYALUCMPLX
9月に台湾へ行った際、ずっと気になっていたドクターウーのトライアルサイズが売られていたので購入
ヒアルコンプレクスシリーズの乳液と美容液で、パッケージ・使用感ともにとても気に入ったので、化粧水を追加で購入
しっとりタイプを選んだが、トロッと滑らかな液からは想像できないほど、肌に載せるとみずみずしくスッと馴染んで、テクスチャーのギャップが面白くやみつきに
最近はいろんなコスメを試していたが、ようやく定着しそうなラインナップを見つけられて嬉しい限り
*コト
42. BBC NEWSのサブスク
今までニュースはXやWebサイトの記事を読むだけだったが、もう少しニュースに触れる時間を増やしたいと思っていた折、AmazonプライムでBBCが見られることを知ってサブスクすることに
これで安泰と思ったのも束の間、実際にはスマホやPCでは別作業をすることが多く、そこからニュースが流れてくると気になってしまいあまり見れていないので、テレビを導入してそこで別途流したいなと思っている
43. ピラティス
ピラティスは2024年で最も私の生活を変えてくれたことかもしれない
社会人以降運動からめっきり遠ざかっていたのだが、これではいけないという危機感に押され、ずっと気になっていたピラティスを始めることに
現居に越してきて近くのスタジオが気になっていたものの、そこから種々の理由で一歩踏み出せず半年経ってしまったが、いざ始めてみると想像以上に楽しく、なんでもっと早く来なかったのだろうと心底悔やんでいる
ピラティスの魅力は、まずよく言われるように身体の使い方を意識して、クセや歪みを直すよう行動できること
長年の蓄積でついた変な身体のクセやそれに伴う歪みを認識し、正しいフォームで身体を使うと、デスクワークで凝り固まった身体が気持ちよく伸びほぐれていくので、それだけでもやみつきになる
ただ実際にやってみて、それ以上に呼吸と負荷の大切さを学べたことが大きい
呼吸は鼻から吸って口から吐くいわゆる腹式呼吸で、最初のうちは腹式どころか意識しないと呼吸自体を止めてしまっていたが、だんだん動きと呼吸がマッチしてくるようになってからは、格段にポーズがしやすくなった実感がある
負荷に関しては、運動部のクセで早くメニューをこなそうとする傾向にあったが、むしろゆっくり動いて身体に適切な負荷をかけることが大事と教わったので、意識して取り組むようになった(まだ早く動きがちだけど)
続けていくうちにコツを掴み、ポーズにも慣れたことで当初より指摘が減り、それがまた新たなモチベーションになっている
体幹はそれなりにあるそうだが、ムリなくできるポーズとそうでないポーズの差が激しいので、今後は苦手を少しずつ克服しつつ、得意な領域をキープしていきたい
ちなみに今年のピラティスにおける目標は、全てのポーズのレベルを1段階上げることと、プランクを2分×2セットできるようになること
考えてみれば学生までは何かしらの運動をするのが当たり前だったが、それは親や学校が環境を整えてくれていたからに他ならず、大人になってからは自分できっかけを作らないといけないという当たり前のことを、今更ながら実感している
最後に、いただいたものをご紹介
44. Montana パントンワイヤー シングルシェルフ(snow)
誕生日プレゼントで、恒例のインテリアアイテムをいただいた
インテリア好きの方ならご存じであろうこちらの名品は、初めて見たときに一目惚れしたものの、我が家のインテリアには合わないと断念していた
ところがスノーというホワイトカラーを見つけ、リビングに置くイメージが湧いたので、めでたくお迎えすることに
名前の通りワイヤで構成されたシンプルなボックスは多用途に使え、透け感があるので圧迫感のないところがありがたい
我が家ではリビングのサイドテーブルとして使っているが、天板に空きがあってコップの直置きが難しいため、今まで出番のなかったコースターを使うようになったのは嬉しい特典
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2024年は本当に色んなことがあった1年で、特に師走は文字通り駆け抜けたという感じだった
年末年始はありがたいことに比較的穏やかに過ごすことができ、かつ年が明けてからはいいことが続いているので、このテンションのまま1年を過ごせたらと願っている
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