昨年からの足元強化月間が、一旦最優先のアイテムが揃ったことでひと段落つき、久しぶりにジュエリー熱がとても高まっている
このブログで以前はアイテム単体で取り上げていたものの、最近はシーズンごとの購入品に含めて個別記事にしていなかったので、今回は改めてジュエリーについて語ってみようと思う(時計に関してはまた別の機会に)
まずは私のジュエリー史から
10代の頃は敏感肌にも関わらず、なんの素材か分からないアイテムを身につけていたせいでよく肌荒れを起こしており、それがトラウマで積極的にアクセサリー全般を身につけることがなかった
大学生になってもそれは変わらず、基本時計しかつけなかったものの、社会人になる前後で家族からいくつかジュエリーを譲り受け、ようやく日常生活の中でジュエリーを身につけるように
譲り受けたものは基本YGだったが、肌色にしっくりくる上全く肌荒れしないことに感動し、20代中ごろまではYGばかり身につけていた
そうすると年齢的にも値段的にも華奢なものが中心になるが、段々と物足りなさを感じるようになっていた折シルバーのアイテムと出会った
それが以前も記事にしたソフィーブハイのアンクレット(Anklet - Sophie Buhai)で、以降すっかりシルバー派になったが、シルバーの良いところは以下だと思う
・見た目的にも財布的にもフレンドリー
・貴金属では迫力が出過ぎたり、狙われてしまうような大ぶりデザインも、シルバーなら嫌味なくモダンかつクールに決まる
さてここからは、いくつかのキーワードをもとにお気に入りたちを紹介していこうと思う
◯キーワード1:カラー
1. シルバー
前述した通り、今はすっかりシルバー派になっている
同じ白系金属のプラチナやホワイトゴールドに対し、シルバーは変色が懸念されることが多いが、地金のみのデザインであればシルバー専用の洗浄液に浸すだけだし、石がついている場合も購入したお店に持って行けば、大体はクリーニングしてくれるので問題ないと思う
「年齢とともにジュエリーは大きいものが似合うようになる」とよく言われるが、選ぶシルバージュエリーのサイズが年々大きくなっていることから、まさにそのことを実感しているこの頃である
2. バイカラー、マルチカラー
これはジュエリーに限らないのだが、多色使いのアイテムが好きで、しかも大物に選ぶことが多い
ジュエリーの大物というと人生の節目であり、日々のジュエリーコーディネートの核となる結婚指輪だと思うが、我が家ではカルティエのトリニティを選んだ
詳細は過去記事に譲るが(Wedding ring)、そもそもコンビ素材がいいと思った理由は2つある
・当時1番気に入っていたリングが、母から譲り受けたYG×プラチナのコンビだったこと
・結婚の直前にゴールド派からシルバー派になったことで、この先自分の中でどんな地金の流行が来ても合わせられるものがいい、と思ったこと
上記理由からバイカラー以上を探していたが、結果的にトリコロールになったことで日々どんな地金のジュエリーとも臆せず合わせることができ、大変満足している
◯キーワード2:アイテム
1. バングル
いま自分の中で最もホットなアイテム
ジュエリーをつけ始めたときから手元周りのアイテムが好きで、リングと時計を欠かさなかったのだが、段々時計をつけていない方の手首が気になるように
腕まわりは時計を除くとブレスレット・バングルに二分されると思うが、バングルの方がその直線的なラインからよりカッコいい大人のイメージがあるので、好んでつけている
いまは時計とLAHのバングルを左に、つい最近迎えたホアキンべラオのバングルを右につけているが、手首に何もつけていなかった時が信じられないくらいすっかりスタメンになっている
2. ブローチ
小さいときはお出かけ服につけさせられていたが、自分で洋服を選ぶお年頃になってからはつけなくなり、大人になって良さに気づいたアイテム
以前は晴れの日という印象が強かったが、最近ではカジュアルなデザインも多く、すっかり日常のジュエリーとして定着した感じがある
それに伴い、以前はお出かけ用のワンピースやコートの襟につけることが多かったブローチを、Tシャツなどのカジュアルなトップスにも気兼ねなく着けられるようになったので、暑すぎる夏の日にネックレスはつけたくないけどトップスが寂しい…という場合の有効な選択肢になっている
3. リング
ジュエリーを好きになったきっかけがリングだったことから、最も思い入れのあるアイテム
つい集めたくなってしまう理由として、指は他の部位と異なり10本あるので比較的数をつけやすいこともあるが、もう1つ現実的な理由として指は季節によって太さが変わるので、シーズンによって変更する必要があることは大きいと思う
ちなみに結婚指輪にソリテールを選んだというと驚かれることがあるが、家にいるときはつけないので、日々の生活を気にせず好きなデザイン優先で選んだ
◯キーワード3:ブランド
1. ソフィーブハイ
本ブログでもすでに何度か取り上げているこちらは、アメリカのブランド
アイテムのインパクトが強く、野生味というか民族っぽさというか、一種プリミティブな印象も受けるデザインが特徴で、一切媚びるところがないのに身につけると不思議とその人らしさが立つバランスが秀逸
アイテムとしては以下を持っていて、定期的にチェックしているが、近年びっくりするほど値上がりしていて、おいそれと手を出せないブランドになりつつある
・スモールサークルリンクアンクレット
・エッグペンダント
・ブロンドーリング
2. LAH
こちらも何度か取り上げているが、ヴァンドーム青山が運営する日本のブランドで、シルバーをメインにユニセックスなアイテムを展開している
価格・デザイン・軽さ・着け心地など、色んな意味で取り入れやすいことが特徴だが、直近のスプリングコレクションではなかなかインパクトのあるデザインを発表していたので、今後デザインのバリエーションが広がりそうで楽しみである
このブランドは、以下のアイテムを愛用している
・グレインバングル
・パールイヤーカフ
・ロンドネックレス
3. ホアキンべラオ
初登場のこちらはスペインのブランドで、シルバーを中心に建築や彫刻作品を思わせるデザインが特徴のアイテムを展開している
ジュエリースタイリスト・伊藤美佐季さんの記事で知ってはいたものの、先日別件で訪れた新宿伊勢丹でたまたまポップアップに出くわし、その造形美に心を奪われた
中でもバングルが気になったのでいくつか試着させていただき、スタッフさんオススメのアイテムを身につけてみたところドンピシャだった
新作ガウディコレクションのバングル02で、名前から分かるようにガウディの建築を思わせる彫刻的な、それでいて有機的なフォルムが特徴
鏡面磨きが施された波打つようなデザインが、柔らかくそれでいで煌めく光を反射し、インパクトのあるデザインにも関わらず尖った感じがなく、スタイルに寄り添ってくれる
デザインもさることながら、「ジュエリーは社会的地位ではなく、趣味の良さを表現するものであってほしい」というデザイナーの信念にも非常に共感するところがあり、これからチェックしていきたいブランドの1つになっている
このバングルが加わったことでようやく手首周りのベースが揃ったので、これからはレイヤードを楽しんでいきたい
初めてジュエリーに対してまとまった記事を書いてみたが、個々のジュエリーを手に入れたときのことが思い出され感慨深かった
現在のウィッシュリストとしては、長らく探していた左手人差し指用にトムウッドのシグネットリング(MOP)を狙っているのと、ホアキンべラオのリング・ネックレスを検討しているところである
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